今年息子を出産し、五月に初節句を迎えるのだけど五月人形の兜って必要なのかな?
小さなマンションに住んでるので置き場所にも収納にも困るので鯉のぼりだけにしようと思ってるのだけど、これってダメなの?
夫とは鯉のぼりだけで良いよねって話になってるのだけど両親がうるさくって…。
こういう時に両親の顔を立てるにはどうしたら良いか教えます。
五月人形の兜って必要?
結論からいうと必ず必要というものではありません。
五月人形を買う方は、
- 厄除けのため
- 日本の伝統行事をきちんと行いたい
- 物心ついてから写真を見るとお祝いしてもらえたことが分かる
この3つの理由で購入する方がほとんどですね。
そういったものに意味を感じる方は普通に買えば良いと思います。
ですが今は、
- 五月人形の必要性を感じない
- 飾る場所・収納場所がない
- 五月人形を買うお金で他のものを買いたい
- 自分がこどもだった頃、全く興味がなかった
- 予算がない
という理由から、五月人形を買わないお家も増えています。
これはこれでそのお家の考え方としてアリだと思います。
そもそも「五月人形って必要かな?」と考えてこの記事をご覧になってる時点で、あなたもこういう考えなのでしょうから、そういう考えの方が無理して買う必要はどこにもありません。
別に「五月人形を買わない=子供の健康を願ってない」なんて事は有り得ませんしね。
五月人形よりも、もっと役立つものにお金をかけたいという考えも、五月人形を買う人とは別方面の「我が子を大切に思ってる」考えのひとつです。
五月人形を買いたいと思う方が買い、うちは必要ないかな?と思うなら買わなければ良いんです。
そしてお互いにその考えを尊重し合えば、それで良いのですよ。
「よそはよそ、うちはうち」です。
…ただし、それでは両家の両親が納得しない場合があります。
特に息子さんが初孫だった場合は特に「私たちが買ってあげるから!」と言われると思います。
その場合はどうしたら良いのかは、次のとおりです。
五月人形を購入したがる親を立てる方法
五月人形を買いたがる親の考えは
買ってあげたものの隣で可愛く写ってる孫ちゃんの写真が欲しい
というものです。
とにかく何かしら孫のために買いたいし、買ったものの横で満面の笑みを浮かべて「ありがとう」って言われたいんです。
ですので「五月人形の代わりに○○を買って」とお願いするのがベストです。
一番多いのは「五月人形は買わないけど、マンションのベランダに飾れる鯉のぼりを買うつもりだから、それを買ってくれない?」というものですね。
「小学生ぐらいまでは人形があるより、鯉のぼりが上がっている方が喜ぶ子の方が多いらしいよ」と言えば、「可愛い孫が喜ぶものを買える」ということでスムーズに話が運ぶでしょう(笑)
実際、動かない五月人形より動きのある鯉のぼりに興味を示す子供のほうが多いですしね。
鯉のぼりも買う予定がないのでしたら、
子供の学習机やランドセルが必要になった時のためにとっておいて
というような提案をすれば良いでしょう。
両家祖父母の気持ちを汲みつつ、本当に必要なものを買ってもらえるようお願いしちゃいましょう。
さすがに義両親には「こっちを買って」と言いにくいし、場合によっては角が立ちますので、それぞれ自分の親へは自分で言うようにしましょうね。
五月人形のミニチュアサイズを買ってもらう
両家両親が五月人形の「厄除け」に意味を感じている場合、「五月人形の代わりに○○を買って」にもダメ出しされる事があります。
そういった場合は、ミニチュアサイズの五月人形を買ってもらうようにすると良いでしょう。
昨今の住宅事情を反映したミニサイズの小さな兜がたくさんあります。
玄関先に飾れる程度の大きさのものなので、収納もできますし何だったらインテリアとして飾っておけば良いです。
小さなサイズの兜はなかなかに可愛いですし、最近は種類もデザインも豊富なので「インテリアを選ぶ」感覚で選べば良いんじゃないでしょうか?
ここまで来たら、あなたたちご夫婦も楽しんで選んじゃいましょう!
まとめ
五月人形を必要ないと思うなら無理に買う必要はありません。
それで親御さんがお子さまを思う気持ちが足りないなどというのは間違いです。
ですが「何かを買ってあげる」ことで愛情を表したい両家祖父母のために、ある程度の融通はきかせてあげるようにしましょう。
そのためにも「どこまでならOKするか」を、予めご夫婦で話し合っておき最終ラインを決めておきましょう。





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