石鹸で落ちるタイプの日焼け止めを使っているのだけど、いつもどおりに洗顔料で洗うだけだと落ちきってない気がする。
なーんか独特の皮膜感やニオイが残っちゃって気持ち悪い…。
こういう時はやっぱりクレンジングを使った方が良いのかな?それとも洗顔の仕方が悪いのかな?
…なんて悩まれている方に、クレンジングを使うべきかどうか、どう落とすのがベストなのかを教えますよ。
日焼け止めが石鹸で落ちると書いてるのに落ちないのはなぜ?
石鹸で落ちるとかクレンジング不要と書いてある日焼け止めなのに落ちないのはなぜか。
それはメイクや日焼け止めの重ね塗りをしているからです。
日焼け止め自体は石鹸(洗顔料)だけで落ちるものだとしても、その上からメイクをしているとその分の油分がプラスされ落ちにくくなります。
軽いメイクではなく、がっつりメイクだと洗顔料だけで落とすのはまず難しいですね。
こまめに日焼け止めを重ね塗りしていると、さらに落ちにくくなります。
また肌が乾燥しやすい方は日焼け止めが肌理に入り込んでしまうので、もとから日焼け止めが落ちにくいです。
こういった条件により「石鹸で落ちる」と謳っている日焼け止めであっても、軽く洗顔料で洗うだけでは落ちなくなります。
こういった場合は、洗顔料のみで落とすことにこだわらず、クレンジングの使用を考えましょう。
という方も多いと思うんですが、クレンジングを嫌うあまり何度も洗顔したりゴシゴシこする方がよほど肌に負担をかけます。
逆に日焼け止めを肌に残してしまうことも、これまた肌への負担となります。
日焼け止めが落としきれてないと感じる時は、素直にクレンジングを使ってください。
あなたの肌状態に合わせてケースバイケースで対応していきましょう。
日焼け止め(石鹸で落ちるもの)にクレンジングを使う時の注意点
ですが、必ずしもオイルタイプのクレンジングじゃなくても良いんですよ。
ちゃんと日焼け止めとメイクが落とせるなら、ミルクタイプやクリームタイプの比較的軽めのもので良いんです。
オイルタイプの日焼け止めは洗浄力が強めなので、無理に使うと肌を乾燥させてしまいます。
「これじゃなきゃ落ちないの」というなら使うべきですが、そうでないなら優しめのクレンジングを使いましょう。
(あくまでも一般的にですが)日焼け止めの洗浄力の強さは
となっています。
メイクがナチュラルメイクだったらミルクタイプかジェルタイプのクレンジングでも十分落ちるので、まずはこのあたりのクレンジングから使ってみてください。
それで落としきれてなかったら、より洗浄力高めのクレンジングにするというようにしましょう。
ナチュラルメイク寄りだけど、マスカラとアイラインはしっかり付けてるというなら、そこだけ専用リムーバーで落とした後にミルククレンジングを使うと良いでしょう。
日によっては「しっかりメイク」の時もあるというなら、その日はいつもより洗浄力高めのクレンジングを選ぶなどして使い分けてください。
軽めのメイク時に使うクレンジングと、少し気合が入った時用のメイクの時に使うクレンジングを用意しておくのがベストですね。
長時間の外出で何度も日焼け止めを重ねた場合も、しっかりメイクの時と同じようにクレンジングを変えましょう。
どの程度でどのくらい落ちるのか分からないな~という方は、二の腕の内側にメイクや日焼け止めを塗ってみて確かめることをおすすめします。
「私、軽くしか塗ってないから」と思ってても、意外に落としきれないものなんですよ。
日焼け止めを落とす時のクレンジングは量をけちらない
どのタイプのクレンジングを使うとしても、使用量は必ず守ってください。
クレンジングの使用量が少なすぎると、伸びが悪く不必要に肌を擦ってしまい負担がかかります。
また日焼け止めやメイクに馴染ませきれず、洗顔後に肌に汚れが残ってしまいます。
決して量をけちらず、説明書に書いてあるとおりの量を使いましょう。
しっかり汚れを落としたいからという理由で、長時間クルクルとマッサージする人が居ますが(特にクレンジングオイルを使用してる人)それをやると肌が乾燥してしまうので止めましょう。
マッサージしたいならちゃんとマッサージ用のオイルを使いましょう。
まとめ
石鹸で落とせると書いていても、メイクや日焼け止めの使用状態によっては、クレンジングを使わないと日焼け止めは肌に残ってしまいます。
日焼け止めが肌に残ってると感じるなら、洗顔料のみの洗顔にこだわらず、クレンジングも使用しましょう。
その際使うクレンジングは肌状態、メイク状態、日焼け止めの使用状態に合わせて、こまめに変えるようにして、きちんと汚れを落としきるようにしてくださいね。
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