桃の節句のお祝いへのお返しは両親や親戚にはどうする？相場は？

娘が生まれてから初めてのひな祭りということで、両家の両親から雛人形をもらったり親戚からお祝いを頂いた。

このお祝いへのお返しをどのようにしたら良いのかよく分からなくて悩んでいるという方に、桃の節句のお祝いへのお返しについての情報を紹介します。

桃の節句のお祝いへのお返しはどうするの？

桃の節句のお祝いへのお返しは、基本的には必要がありません。

初節句のお祝いの席を設けてご招待し、おもてなしすることがお返しとなります。

お祝いの席は料理屋さんを予約するのでも良いし、ご自宅でちらし寿司・はまぐりのお吸い物・菱餅など縁起物ご馳走を作ってもてなしても良いでしょう。

祝いの席を設けない場合や、お相手が遠方にお住まいでご出席いただけなかった、ご都合がつかなかったなどの理由でお招きできなかった場合は、桃の節句から1週間以内にお菓子などを「内祝い」という形で贈るようにします。

遅れるとしても3月中には贈るようにしましょう。

内祝いを送る時にはお礼状や当日に撮った写真を添えると良いでしょう。

桃の節句の両親へのお返しは？

先ほども書きましたが、祝いの席へ両家の両親を招いた場合は、基本的にはお返しは不要です。

ですが、雛人形など高価な贈り物をいただいた場合は、お料理のおもてなしの他にも何かしらお返ししたいものです。

この場合、何よりも喜ばれるのは当日に撮った写真です。

可愛らしいお子さんが雛人形の前で楽しそうに笑って写っている写真は、とても喜ばれます。

その雛人形がどちらかの祖父母からの贈り物なら、もうこれ以上ないほどのお返しになります。

あなたたちご夫妻とお子さんが一緒に写っている写真でも良いですし、当日祝いの席に招いていたなら、その時に撮った「両親と孫」の写真でも良いでしょう。

その写真をフォトフレームに入れたり、パネルにするなどして、お礼状とともに贈りましょう。

両家の祖父母には品物よりも、こういった「記念になるもの」「思い出になるもの」が一番です。

写真以外にも何かしらのお返しをしたいなら、内祝いも一緒に送ると良いでしょう。

内祝いについては、次で詳しく紹介します。

桃の節句のお祝いのお返しの相場は？

桃の節句のお祝いの席に、当日お招きできなかった親戚には、内祝いという形でお返ししましょう。

その際のお返しの金額の相場は、頂いたお祝いの金額の3分の1から程度とされています。

これに相当するお菓子や品物を内祝いとしてお返ししましょう。

昔は桜餅や紅白の砂糖菓子、お赤飯などが贈られていましたが、今は日持ちのするお菓子や内祝い用のギフトを贈ることがほとんどです。

一般的には「和・洋菓子」やタオルなどの日用品、ギフトカタログなどが好まれます。

桃の節句の内祝いの「のし」にはどう書く？

のしは紅白5本の蝶結びを用意し、表書き上段には「内祝い」もしくは「初節句内祝」と記します。

そして表書き下段に、お子様の名前のみ記します。

デパートやギフト専門店に行って内祝いを贈ると、このあたりは全て先方で行ってくれるので、最初からそういうお店で内祝いを選ぶのも手です。

内のし・外のしが選べますし、桃の節句用ののし紙イラストがあったり色々なサービスがあるので、お近くにお店があるならそこを利用するのが確実かつ簡単です。

内祝いは本来は手渡しするものですが、今は宅急便で送ることがほとんどです。

宅急便を利用する際の差出人は親の名前にしてください。

桃の節句の内祝いに添えるお礼状の例文

内祝いに添えるお礼状は、そう堅苦しくなる必要はありません。

お祝いへの感謝の気持ちを素直に伝えれば、それで大丈夫です。

親しい間柄ならメッセージカードにしても良いでしょう。

ただし目上の方への礼状は、きちんとした正式な礼状にするようにしましょう。

親しい間柄の方へのお礼状、目上の方へのお礼状、それぞれの例文を記しますので参考になさってください。

まとめ

桃の節句のお祝いのお返しに関しての情報をまとめましたがいかがでしたか？

初節句のお祝いの準備も初めてなら、そのお返しも初めてで、慌ただしいやら不安やらで大変だと思います。

けれどあなたの娘さんに愛情を注いでくれる方に対して失礼にならないよう、しっかりと心配りはしてくださいね。

そのためにも事前の準備はしっかりしておきましょうね。