すぐに唇が乾燥してガサガサに荒れてしまうので困っているのだけど、これを防ぐ方法はないかな?とお考えのあなたに唇が乾燥する原因と効果的な対策方法を紹介します。
思いもよらないことが乾燥の原因となっているので、ご自分に当てはまることがないかひとつずつチェックしていってくださいね。
唇の乾燥や荒れの対策方法
口呼吸をやめる
口呼吸は唇を乾燥させる原因となります。
乾燥した空気を吸うという行為も唇を乾燥させますし、息を吐く際に出る水分が唇につき、それが蒸発する時に唇の水分を持っていかれることも乾燥の原因となります。
口呼吸だと吸う時も吐く時も乾燥を促進させてしまうんです。
口をポカンと開ける癖がある、鼻が詰まって口で呼吸している、歯並びが悪く上下の歯が噛み合わないなどの理由で口呼吸になっている人は、その癖や原因を改善しましょう。
就寝中にいびきをかいている人も要注意ですよ(いびきをかく=口呼吸です)
唇だけでなく喉も乾燥させてしまうことになるので、すぐにやめてくださいね。
唇をなめるのをやめる
唇が乾燥してるからと、潤いを与えるつもりで唇をなめる人がいますが、これも乾燥の原因です。
唇についた唾液が乾燥する際に水分が奪われるので、余計に乾燥がひどくなってしまいます。
また唇が荒れた状態だと「なめる」という行為そのものが刺激となってしまい、さらに荒れてしまうので癖になってる人は意識してやめてください。
ビタミンB2を摂取する
唇は皮膚ではなく粘膜の一部です。
ですので粘膜を保護する作用のあるビタミンB2を積極的に摂って、唇の荒れを改善しましょう。
ビタミンB2は、レバー、うなぎ、納豆、たまご、まいたけ、モロヘイヤ、ブロッコリーなどに食品に多く含まれます。
刺激のある食べ物が付かないようにする
唇は食べ物による刺激を受けやすいので、塩分や辛子などの刺激物が唇に付かないようにしてください。
付いたとしてもペロッとなめるのではなく、きちんと拭き取るようにして唇に残らないように気をつけてくださいね。
口紅を落とすとき唇をこすらない
口紅を落とす時にゴシゴシこすると、それが刺激になり唇の乾燥をひどくしてしまいます。
メイクを落とす時はお肌と同じくらい気を使って、丁寧に優しく落としてください。
口紅だけでなくグロスやリップクリームを拭き取るときも、こすらないように気をつけてくださいね。
汚れを落としきらないのも、これまた唇への刺激となっちゃうので「丁寧にしっかり落とす」を心がけてください。
こういった事に加え、リップクリームを適切に使う・ラップパックをするようにすると、唇の乾燥や荒れはかなり改善されます。
そのリップクリームの使い方とラップパックのやり方をそれぞれ紹介していきますね。
唇の乾燥対策に使うリップクリームは使い分ける
唇の乾燥対策として最も手軽なのはリップクリームですが、これ段階別に使い分ける必要があるってご存知ですか?
リップクリームには「化粧品」「医薬部外品」「医薬品」の3つがあり、それぞれ使うべき時と目的が違うんです。
リップクリームを塗っても乾燥が改善されないという方いますよね?そういう方はその時に使うべきリップクリームを間違ってる可能性が高いです。
それぞれの特徴と「どの段階で使うべきか」を紹介するので、適切な使い方をしてください。
化粧品のリップクリームは保湿重視
化粧品のリップクリームを使うべき時は保湿を重視したい時です。
唇の乾燥や荒れを予防するものなので、ガサガサになった後で使っても、あまり効果を感じられません。
日頃のケアとして使うのは良いけれど、本格的に乾燥した場合は医薬部外品か医薬品のリップクリームへと切り替えましょう。
医薬部外品のリップクリームは軽めの唇ケアに
医薬部外品のリップクリームは、ある程度の唇の荒れを改善してくれるリップクリームです。
炎症をおさえたり代謝を促進して、唇を健康的な状態に戻してくれますが、基本的に治療目的ではなく予防として使うものです。
唇が荒れていないか、荒れがひどくない場合に使ってくださいい。
位置づけ的には「化粧品以上医薬品未満」になります。
医薬品のリップクリームは治療目的に
医薬品というだけあり治療を目的に作られたリップクリームです。「第3類医薬品」として販売されています。
唇の荒れがひどくパックリと割れてしまったというような場合に使うリップクリームですね。
「なら最初からこれ使えば良いじゃない」と思う方もいらっしゃるでしょうが、効果に比例して強い作用があるため、荒れた時だけに使うものです。
日常的に使って良いものではありませんので、乾燥や荒れが改善した後は、化粧品や医薬部外品のリップクリームに戻しましょう。
唇の乾燥対策にはラップパックがおすすめ
リップクリームを塗るようにしても、まだ乾燥が気になるという方はラップパックによる集中ケアがおすすめです。
やり方はとっても簡単。
たったこれだけです。
パックの時間は長ければ良いというものではないので、10分経ったらはがしてくださいね。
白色ワセリンの代わりに馬油やオリーブオイルを使う方もいらっしゃいますよ。
人気が高いのはハチミツを使うやり方ですが、ハチミツが美味しくてなめちゃうなんて人は使わないようにしましょう(笑)
基本的に保湿効果のあるオイルなら何を使っても良いと思いますが、パック中に刺激を感じた場合はすぐに洗い流すようにしましょう。
私も唇の荒れがひどい時はこのラップパックをやるのですが、数回やると見事に改善されますよ。
私は入浴中に馬油を塗ってラップで覆い、その上からさらに温めたタオルを置くようにしています。
そしてパック後、かる~く唇を洗えばそれで終わりです。
全部落としきっちゃうと唇が無防備な状態になっちゃうので、軽く落とすようにするか、落とした後に薄く保湿用のリップクリームを塗るなどしてくださいね。
まとめ
唇の乾燥や荒れを改善する方法を紹介してきましたがいかがでしたか?
意外なことがあなたの唇の荒れの原因になっていたり、リップクリームの使い時が間違ってたから効果がなかったんだ!と気づいた方も多いんじゃないでしょうか?
ここで紹介した対策方法でしっとり柔らかで健康的な唇を取り戻し、そして普段から乾燥しないよう気をつけるようにして下さいね。
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