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かかとが乾燥してひび割れた時のケア方法と軽石の使い方

乾燥

かかとが乾燥してひび割れしてしまった。

見た目も悪いし、ストッキングやタイツがひっかかってすぐに伝線しちゃうのも困る。

何とかしようと寝る前にクリームを塗っているのだけど、ちっとも治らない。どうしたら治るの?とお困りのあなた。

そんなあなたにかかとが乾燥してひび割れしちゃった時の正しいケア方法を紹介します。

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かかとが乾燥してひび割れする理由は?

かかとが乾燥してひび割れする主な原因は以下の3つです。

 

  • 冷たく乾燥した空気
  • 冷えによる血行不良
  • 乾燥や冷えによる新陳代謝の低下

 

 

かかとは皮脂の分泌がほとんどないため、もとから乾燥しやすい部位です。

ですから空気が乾燥する秋冬は、ちょっと目を離すと一気に乾燥が進んでいきます。

そこへ冷えが加わると血流の流れが悪くなり、肌を健康に保つために必要な栄養や酸素が行き渡りにくくなります。

すると乾燥が進むのはもちろん、肌の新陳代謝がどんどん悪くなっていき、かかとの古い角質がきちんとはがれ落ちなくなります。

そしてどんどん分厚く・硬くなっていき、深くひび割れます。

かかとは全体重がかかるため、肌を刺激から守るため角質が厚くなっていて硬くなりやすい場所でもあるので、この進行も早いです。

ちょっとカサついたなーと思ったら、あっという間にひび割れてしまうのはこのためです。

「カサつき→ひび割れ」までの進みが早いため、「このカサカサ(乾燥)を何とかすれば、ひび割れも治るかな」と、皆さんせっせと保湿クリームを塗ります。

けれど、ひび割れの原因は厚く硬くなりはがれなくなった角質なので、これをはがさないことには何をしても治りません。

保湿クリームを塗るなら、ひび割れてしまうまでに塗るか、分厚く硬くなった角質をはがした後じゃないとダメなんですね。

では、ひび割れたかかとはどうケアをしたら良いのか。

それを今から説明していきます。

かかとの乾燥のケア方法

今まで説明してきたように、かかとのひび割れは古くなった角質がはがれないことが原因です。

ですので、まずは尿素が配合されたクリームを塗りましょう。

尿素には角質を柔らかくして取り除き、新陳代謝を早める効果があります。

また水分を保持して潤いを保つ効果もあり、保湿と角質除去の両方が必要なかかとのケアにはピッタリです。

これをお風呂上がりに塗り込んで、古い角質を落とし柔らかな状態に戻していきましょう。

かなりベタつくクリームなので、塗った後は靴下を履くようにしてくださいね。

そして、ある程度、かかとが柔らかくなったら使うのを止めて、ワセリンなど普通の乾燥改善効果のあるクリームを使うようにしてください。

「保湿効果もあるなら、尿素配合クリームを使い続ければ良いのに」

と思いますよね?

でも、それをやっちゃうと、いつまでたってもかかとは健康な状態にならないんです。

先ほども書いたように尿素には角質を柔らかくし新陳代謝を高める効果があります。

ですので、これを塗り続けると、新しく出来た健康な角質も剥がしてしまうので、未熟な状態の角質が出来上がります。

結果として本来なら肌を守ってくれるはずの角質(バリア機能)を弱め奪うことになり、肌へダメージを与え別の肌トラブルを招きます。

そんなことにならないよう、ある程度まで改善したら必ず違うクリームを使うようにしてください。

また肌が弱い人は赤くなったりピリピリとした痛みを感じる場合があるので、そうなったらすぐに使用を中止するようにしてください。

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かかとの乾燥対策で軽石を使うのはいざという時だけ

かかとが乾燥してひび割れた時、軽石で薄くなるまで角質を削っちゃう人がいますが、これはNGです。

特にお風呂に入って角質が柔らかくなった状態で角質を削っている方。これ本当に良くないことなので、今すぐ止めてください。

角質は本来は足裏を守るためのものなので、それが必要以上に薄くなると、「これはマズイ!角質を厚くしなきゃ!」という信号が出て、さらに厚く硬くなります。

その厚く硬くなった角質を解消しようとまた削る→また分厚くなる→また削る…という悪循環に陥りますよ。

特に皮膚が柔らかくなってるお風呂で軽石を使うと、角質が必要以上に削れてしまうので、この悪循環が起こりやすくなりますし、削れた部分から雑菌が入って肌を傷めます。

ですから、かかとの角質がめっちゃくちゃ分厚くなってしまって、どうしようもない時以外は使わないで下さい。

どうしても削らざるをえないなら、軽石ではなく専用のやすりを使う方が良いでしょう。

そして

  • かかとが乾いている状態で使う
  • 力を入れすぎない(一気に削れるから)
  • 削りすぎない
  • 一方向へ向かって削る

これらの条件を守りながら削るようにしてください。

要は爪のお手入れの時と同じような感じでやれば良いということです。

そして削った後は、必ず保湿クリームを使ってかかとを保護してあげてください。

この時使うクリームを尿素配合クリームにしてしまうと、角質の取り過ぎになる恐れがあるので、普通の保湿クリームを使うようにしてください。

しつこいようですが、角質の取り過ぎにも肌にとっては良くないことですからね。

そこは十分に気を付けてください。

まとめ

かかとは乾燥が進みひび割れるところまで行くと、なかなか治りにくいものですが、それでも毎日ケアしていけばキレイになっていきます。

焦らずコツコツとケアしていきましょう。

毎日のケアを頑張っているのに一向に改善しない場合は、乾燥によるひび割れではなく水虫が原因の場合があるので、一度皮膚科に行き診てもらってください。

かかと以外にも乾燥が気になる部分がある方は、「乾燥対策についての記事一覧まとめ」で他の部分の乾燥対策情報をお役立てください。

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