確定申告に必要なレシートや領収書の文字が薄くなってきたことに気付いた。
後々、必要になってくるものなのにコレは困った!
確定申告後も長期間保存しとかなきゃいけないのにレシートの文字が消えてしまっては困る。
何とかしてレシートの文字が消えるのを防ぎたいのだけど、どうしたら良いのか分からない。
そんなあなたの悩みを解消します。
確定申告用のレシートが消えるのを防ぐには?
お店でもらうレシートは、大抵のものが感熱紙で出来ています。
感熱紙は熱や光に弱いので、これらが当たらない場所に保存しておく必要があります。
湿気の多い環境にも弱いので、保管場所には注意する必要があります。
またレシートの文字が消える理由として意外に多いのが「財布の中への入れっぱなし」なことです。
「陽に当たらないから大丈夫だろう」と財布に入れっぱなしにしておくと、財布の開け閉めのたびに光や空気に触れることになるので、あっという間に文字が薄くなります。
お店でもらったレシートは、その日のうちに財布から出し保管するようにしましょう。
毎日きちんとした場所にしまわなくても構いません。
封筒に入れるなどザクッとした方法で良いので頻繁に光と空気に触れないような状態にしましょう。
文字が印字してある側を内側に折るだけでも保存状態が違ってくるので長いレシートは内側に折るようにしましょう。
ちなみに、光が当たって全体的に白くなって文字が見えなくなった場合は、ブラックライトを当てると復活する可能性があります。
ですが、これも確実に復活できるわけではないので、そうならないように対策をとっておくのが一番です。
確定申告のレシートを消えないようにする保管方法とは?
先述したように、感熱紙のレシートは陽の光に当たったり、空気に触れ続けることで文字が薄くなっていきます。
ですので、空気に触れないように内側にピッタリと折り何かに挟んで保存しておきましょう。
それを領収書を収納する用のクリアファイルに入れて保管すれば文字が消えることはありません。
二段ポケットになったクリアファイルを使うと、ごちゃごちゃせずスッキリと保存できますよ。
あとはクリアファイルごと本棚や押入れなどにしまっておきましょう。
私はこの方法で保管していますが、数年経った今もレシートの文字はクッキリ・ハッキリのままです。
「いや、そんな本格的じゃなくて良いんだけど」という場合は、封筒などに入れ本棚や机の引き出しなどにしまっておいて下さい。
「え?ものすごく大雑把だけど大丈夫なの?」と心配されるかも知れませんが、これで特に問題はありません。
要は光や空気に触れ続けなければ良いんです。
きれいにスクラップしても、頻繁にスクラップブックを開け閉めしている場合と、封筒にしまいっぱなしの場合だと後者の方が保存状態が良かったりします。
ただ、封筒にしまっておいた場合、その封筒自体を失くすという事が多いので、何らかの形でスクラップして本棚など所定の場所にしまうことをおすすめします。
確定申告用のレシートはコピーしておきましょう
上で「スクラップブックを頻繁に開け閉めしてると良くない」的なことを書きましたが、帳簿付けなどで、その開け閉めが必要な方も多いと思います。
その場合は、もうレシートが薄くなることを前提に考えて、消えてしまう前にコピーをしておきましょう。
そして原本のレシートと一緒に保管しておきましょう。
また、コピー前に消えてしまった時の予防策として、レシートを貰ったら余白に日付や金額や店名、何を買ったかなどの詳細をボールペンで書いておきましょう。
こうして二重にレシートが消えてしまっても困らないような対策を取っておきましょう。
まとめ
確定申告に必要なレシートは再発行をしてもらうことはできません。
文字が消えてしまってから慌てるのではなく、文字が消えないような保管を心がけたり、万が一文字が消えても大丈夫なように対策をとっておきましょう。
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