妊娠したいので色々と頑張っているが、なかなか上手くいかない。
どうやら冷え性の人は妊娠しにくいようだと聞いた。
自分もかなりの冷え性なので、それが妊娠しにくい原因かも知れないと考え
妊娠しやすい体質になるように冷え性を改善したい。
そのために何をしていけば良いのかをまとめました。
冷え性を改善して妊娠しやすくなるには
病院でも「あなたは冷え性で血の巡りが悪いから妊娠しにくい」と言われる人は多いです。
お医者さんに言わせると「冷え性の人が妊娠しにくいのではなく妊娠しにくい人に冷え性が多い」ということで冷えだけが妊娠しにくい理由ではないのだろうけど、血行が悪かったり、体が冷えていると着床しにくいのもこれはこれで事実。
冷え性を改善して体が妊娠しやすいよう体のコンディションを整えていきたいものです。
そのために何をすれば良いかということですが冷えの原因である自律神経を整えていくことから始めましょう。
自律神経は血管を収縮させる働きをする「交感神経」と、血管を拡張する働きをする「副交感神経」から成り立っており、この両者のバランスが乱れると血の巡りが悪くなり冷え性を引き起こします。
また、自律神経が女性ホルモンを調節しているため、自律神経のバランスが乱れると、女性ホルモンのバランスも乱れやすくなり生理不順や不妊傾向になりかねません。
これを防ぐには
- 朝起きてから朝日を浴びる
- 睡眠時間を7~8時間とる
- ファッション性を重視して冷える格好をしない
- ちゃんと湯船に浸かる
- 体を温める飲み物を飲む
- 軽いストレッチなどの運動をする
- 軽こまめにストレスを解消する
というような対策が有効的です。
きちんと睡眠をとり、軽い運動を行い、体を冷やさず、きちんと休むようにする…というすこぶる健康的な生活を行えば良いということです。
妊娠のために冷え性を改善したいというと、漢方やサプリに頼ることを考える人が多いですが、まずはこういった冷えを呼び起こす生活習慣の見直しから行いましょう。
冷え性を改善して妊娠したいなら漢方は専門の所に行く
「妊娠目的の冷え性改善なら、この漢方がおすすめだよ!」ということで、よく名前が挙げられるのが当帰芍薬散です。
それを何かで知り「自分にも当帰芍薬散が効くんだ!」と思い込み薬局で勝手に買って飲んではみたものの、自分にはあまり効果がなかったという方は多いです。
効果が感じられなかったどころか、お腹が下っただけだったなんて場合もあります。
漢方は体質に合っているかどうかが重要です。ある漢方が誰かがに効果的だったからと言って、あなたにも合うとは限りません。
ひとりひとり体質が違うので自己判断で買うのではなく、漢方専門のクリニックに行くことをおすすめします。
そして初診の時の問診票に、妊娠しやすいように冷え性を改善したいなど具体的な希望を書きましょう。
その上で診察・相談してもらい、あなたに合った漢方を処方してもらうのがベストです。
とにかく冷え性さえ改善できれば…と行ったら「胃腸が弱ってるから、まず胃腸の吸収を良くしないと」と言われ、そこからスタートになったというケースもあります。
また、一旦、ある漢方を処方してもらっても、その後の体調の変化によって別の薬に変えていくというような事もあります。
本気で体質を改善したいなら、こういう細かな診察や処方をしてくれる専門医に頼りましょう。
冷え性を改善するサプリとして口コミで人気のものとは?
冷え性を改善して妊娠したと人気のサプリはマカ・ビタミンE・葉酸です。
マカは冷え性を治す、女性ホルモンを増やす、生理不順を治すという効果に期待して飲み、
その結果、妊娠したよという経験談が多いですね。
ただし「妊娠しやすいコンディションを整える」という以上の効果を期待して飲むものではありません。
きちんと用量を守り、過剰摂取などはしないようにして下さいね。
次にビタミンEですが、ホルモンバランスを整える、・血行を促し、冷え症や肩こりを緩和するとして評判がいい一方で、飲みすぎると生理時の出血量が多くなるので控えた方が良いという面もあります。
ビタミンEは血液の凝固を抑える作用があると考えられており、摂取しすぎると出血傾向が強くなる可能性があると考えられています。
ですのでビタミンEを摂取するのなら、病院で処方してもらう方が良いでしょう。
最後に葉酸ですが、葉酸は妊娠するためのものというより不足することによって赤ちゃんに障害が出ないことを目的に飲んでいる方が多いサプリです。
葉酸が不足してると赤ちゃんに障害が!」という焦りから飲む方が多いですが、普通に食事から摂れるものなので無理に摂る必要はありません。
「葉酸欠乏症の疑いがある時はサプリを摂る必要もあるでしょうが、その場合も医師に相談の上で摂るようにしましょう。
まとめ
冷え性を改善して妊娠しやすい体質になるため生活習慣を改善、漢方やサプリを活用する方法を紹介してきましたが、いかがでしたか?
ひとつ誤解してほしくないのですが、これだけで絶対に妊娠するわけではありません。
あくまでも「冷え性という体質を改善する」だけですので、こういった体質改善をしつつ産科で相談するのが妊娠への一番の近道です。
冷えを改善すること自体はとても良いことですが、それだけに固執しないよう気をつけて下さいね。
あなたのもとに元気な赤ちゃんが訪れることを願ってます。
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