原則として入学祝いへのお返しは必要ありません。ですが、地域によってはお返しするのが当たり前のところもありますよね?
そこで入学祝いのお返しの内祝いの相場・のしの書き方を紹介します。
また意外と多い「お菓子以外のものを贈りたい」という方のために、お菓子以外にどういったものが喜ばれるかも合わせて紹介しますね。
入学祝いのお返しの内祝いの相場は?
地域性もあるでしょうが、一般的には入学内祝いの相場は1/3~半返しが相場となります。
それ以上になると返って気を使わせてしまいますので、この範囲内に収まるようにしましょう。
内祝いに贈る品物は、お菓子やお茶などの食品(消え物)、タオルや洗剤といった消耗品にすると良いでしょう。
お住いの地域で「入学式の内祝いに贈るもの」が決まっているのでしたら、それを贈るようにしましょう。
そしてこれらの内祝いの品と一緒にお礼状やお子さんの入学式での写真をを同封しておきましょう。
両家の両親や近い親戚に贈る場合は、お子さん本人が書いたお礼状を同封するのも良いですね。
近しい親族なら多少読みづらかろうが、お子さんの直筆が一番喜ばれます。
むしろ読みにくさ・つたなさすら可愛く見えてくるものです^^
お子さんが大きいなら遠い親戚や知人宛ての内祝いも、お子さん直筆の礼状で良いでしょう。
入学祝いへの内祝い のしの書き方
のしは紅白の蝶結びの水引がついたのしを使いましょう。
のしの表書きの上側(水引の結び目より上)に「内祝」または「入学内祝」と書き、下側には「お子さんの名前」を書きましょう。
地域性によっては「外のし」を用いることもあるようですが、そういったこだわりがないようなら「内のし」にしておきましょう。
入学祝いへの内祝いをお菓子以外のものにするなら
内祝いをお贈りする相手がお菓子を好まないというケースも多々あります。
また一人暮らしだから食べ切れず持て余してしまうということだってあります。
そういう場合は、普段使いできる消耗品を贈ると良いでしょう。
例えば味噌と醤油のセットなど「毎日使うも調味料」は喜ばれることが多いです。
「自分では買えないけど人にもらうと嬉しい」という1ランク上のものだと、すごく喜ばれました。
またお魚が好きな一家だとわかってるなら、干し魚が美味しいお店に頼むなんてのも良いですね。
このように家族構成や嗜好をある程度把握してるなら、お相手の事を考えて好みそうな物を贈りましょう。
またはお相手の好みに関係なく役立つギフト券類を贈るのも良いでしょう。
「必ずお相手が使う&喜ぶだろう」「すぐに使えるだろう」というものを選ぶのがポイントです。
ただギフト券類は「現金を返された気がしてあまり良い感じはしない」という方もいらっしゃいます。
ですので、念のため両家両親に「親族にギフト券を贈っても良いか」確認しておくと良いでしょう。
その親族間ではギフト券はNG扱い、なんて場合もありますしね。
また目上の方に贈る時もギフト券は避けた方が無難でしょう。
その辺りを上手く使い分けて内祝いの品を選ぶようにしましょう。
まとめ
入学祝いの内祝いの相場やのしの書き方、贈る品物についてなど基本的な情報を紹介しました。
これらを基本としつつ、地域性や親族間の決め事などがあればそれを優先して内祝いを贈りましょう。
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